大学受験生向けデジタルサイネージ「CampusChannel」商用サービス開始後のアンケート結果を集計
NTTレゾナント
NTTレゾナント株式会社(以下、NTTレゾナント)では、駿台予備学校、代々木ゼミナールを中心に、全国35拠点に設置したディスプレイへ大学案内映像を配信するデジタルサイネージ「CampusChannel」を運営している。今年2月、CampusChannel事務局では、サービスの効果測定の一環として、視認者である受験生に対して、媒体に関するアンケートを実施した。
アンケート実施概要
このアンケートは、駿台予備学校、代々木ゼミナール、早稲田予備校で実施。商用サービス開始後の2月1日から2月28日までの1ヶ月間、各拠点のディスプレイスタンド部分にアンケートハガキを設置。また、アンケートの回答者に対して、配信大学からの協賛による「大学オリジナルグッズプレゼント」を行った結果、一般のDMと比較して非常に高い13%の返戻率を得ることができた。
アンケート集計による媒体効果の検証
気になる回答結果だが、視認率に関してはアンケートに回答した受験生の90%以上が週1日~3日以上CampusChannelを見ており、さらに70%以上が一日3回以上視認していることが分かった。一方これまでに大学映像を見たことがあるかとの問いには、ほぼ全員が見たことが無いと回答しており、今後も引き続きCampusChannelで映像を見たいかとの問いには、回答者全員から見たいとの回答を得た。
次に、どのような媒体から大学情報を得ているかとの問いには、「予備校からのお知らせ」、「大学モバイルサイト」という回答が上位を占めた。今回、ディスプレイに設置されたFeliCaカードリーダーからモバイルサイトへの誘導件数(オサイフケータイをカードリーダーにタッチした回数)の集計も行ったが、1校舎あたり平均62件のタッチ数を確認することができ、受験生が携帯電話を活用して情報収集を行っていることが見て取れた。
さらに、志望校選びで重要視する点として、「キャンパスの雰囲気」「立地条件」を重視するという回答が、当初多いと思われたブランドや偏差値といった回答よりも上位という結果になった。
今回のアンケート結果から、予備校という閉ざされた空間で、大学受験という明確な目標をもった受験生へのCampusChannelの配信サービスは、視認率の高さと反復の視認性が評価できる結果となっている。また、PC所有率の低い受験生にとって、大学の映像に触れることが今までに無かったことから、大学の映像に対しての興味関心が高いことが改めて分かった。特に、キャンパスの雰囲気や立地条件を志望校選択の際に重要視する受験生にとって、大学の雰囲気を動きのある映像で見ることへの関心は高く、CampusChannelは受験生の情報収集ニーズにマッチしていると言える。
お問い合わせ先
NTTレゾナント株式会社コミュニケーション事業部
CampusChannel事務局
TEL:03-6703-6901
E-mail:campuschannel@nttr.co.jp
URL:http://blog.goo.ne.jp/campuschannel/
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