NTT-ATとJBサービスが、FFRI yaraiの保守サービスにおいて協業を開始
NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)とJBCCホールディングスの事業会社でJBグループのマネジメントサービス事業を担うJBサービスは3月14日、エンドポイント型標的型攻撃対策ソフトウェア「FFRI yarai」(以下、yarai)」の保守サービスにおいて協業することを発表した。
JBサービスは、yaraiの24時間365日運用体制を提供しており、システムの稼働監視からマルウェアの分析まで幅広いセキュリティサービスを全国で展開している。
今回の協業により提供されるサービス
NTT-ATは、yaraiの保守サービスメニューに、JBサービスの24時間365日の運用体制やマルウェア分析技術を活かした2つのサービスを追加し、2018年3月15日から提供を開始している。なお、JBサービスは、2015年2月よりFFRI社と協業し、yaraiの技術的なノウハウを共有しており、yaraiでの検知アラート発生時には、専門的なセキュリティ技術を習得した技術員が短時間でマルウェアの簡易分析を実施している。
①24時間365日受付サービス
これまでの平日9-17時から受付時間を拡大。24時間365日稼働している顧客や海外で利用する顧客が、安心して yaraiを利用できるようなサポート体制を提供する。
②簡易分析サービス
業務への影響を最小限にするため、メーカーの詳細解析の他に独自の技術を提供することで、早期に解析結果を提供する。
今後の展望
今回の協業により、NTT-ATは、既存顧客のサポート内容の拡大と新規顧客を獲得し、さらなる売上拡大を目指す。一方JBサービスは、NTT-ATのセキュリティパートナーとして、JBグループの統合セキュリティブランド「OPTi Secure」で提供するセキュリティサービスをNTT-ATに順次提供するなど、今後も顧客の要望に応えるサービスを拡充・提供していくとしている。
詳細はNTT-ATによるニュースリリースを参照
http://www.ntt-at.co.jp/news/2018/detail/release180314.html